ラリグランス保育園で英語を教えるプラバ先生と園児

 カトマンズから200km西北にあるバンディプール村に、15年以上も前のとことノートルダム女子修道院がノートルダムスクールを設置されました。寺小屋のような所からネパールの人々からも期待されるほどの学校に成長していましたのに、2000年の6月、マオイストからの学校閉鎖令の煽りを受けて閉鎖を余儀なくされシスター達は全員ネパールをひきあげました。しかし、その時バニヤタール村を訪れたシスターたちは、Fr.Jamesを支援するかたちで、ラリグランス保育園を立ち上げ、バンディプールのセトグラス保育園長のプラバ先生にラリグランス保育園をまかせて帰国されました。
 2002年12月、バンディプールのスクールとバニヤタールの保育園を視察に行かれましたので、そのときの様子を尋ねに滋賀県唐崎の修道院にシスター金谷を訪ねました。
 ラリグランス保育園は大雨でがけ崩れにあったとかで、最初の場所から男子寮の一角に引越ししていたそうです。プラバ先生の話ではあまり良い環境でないので近く又移るようです。
 神父様が手に入れた土地は、見た目には地盤がしっかりしていなくて、がけ崩れを防ぐためにも早く木を植えて下さいね。と頼んだそうです。地代6000ドルというのは、安い値段だと思っていましたがやはりそれなりの理由があったようです。

 ノートルダムにとって一番気がかりなバンディプールのノートルダムスクールにも訪問することが出来、視察されて来ました。村ではマオイスト達が頻繁に往来し落ち着かない様子だったそうですが、再開校に向け頑張っていきたいとおっしゃっていました。

 資金作りのためのネパールグッズを1万円分仕入れてこられたので引き取りました。秋のバザーで販売いたします。

<お問い合わせ>
ラリグランスクラブ代表 五十嵐園子
breeze@laligurans.com