ラリグランス通信  5号

11月15日 発行


ヒマラヤの青いケシ   photo by SONOKO (残念ながら撮影地は日本)

 ネパールの情勢は残念ながら混迷状態から抜け出ていません。2月に私達が訪れた時は政府とマオイストの停戦合意が成立していたので、街には平和ムードが溢れ人々の表情も和らいでこの状態が続くことを願っていました。バンディプールのノートルダムスクールも再開の決断が下されました。ところがそれは長続きせず8月27日に合意は破棄されそれ以降絶えず暴動が起こっています。
 9月末には東部地方の大変不便な所にあるオクレ村でカトリック系の日本信徒宣教会が運営している保育園が爆破されました。その理由が外国の支援で贅沢な施設が出来ていることへの嫉妬からと言うのが真相ならばノートルダムスクールも安全とは言えないのですが、2名のシスター達(シスター今村とシスター金谷)は計画通りバンディプールに行っておられます。
 幸か不幸か私達の支援するバニヤタール村は活動が始まったばかりでとても貧しくターゲットにはされないと思います。
 来年2月ごろに予定通りスタディツアーを計画しています。一緒に参加をされたい方を歓迎します。