ラリグランス通信 6号

2003.12.15 発行


ジャナクプールの朝市

クリスマスシーズンに入りました。世界の不穏な動きをよそに、街はクリスマスイルミネーションがきらめき、必死になって平和を鼓舞しているようにも見えます。
恒例のネパールスタディツアーのプランを練っているところです。今度こそ参加したいと言う方もネパールの治安を心配されています。
イラクでは元大統領フセインが拘束された後も無差別に殺戮が起こっていますが、ネパールの場合はマオイスト対警察、政府軍の闘争で一般市民や観光客は暴力の対象から外されています。といっても危険な箇所に立ち入ったり無用心になると巻き込まれる危険はありますから注意深い行動が必要です。
そんな中でも人々は毎日食べるために働かねばなりません。今は未だ恵まれた環境にいる私達は何らかの援助が出来る状態にあります。将来の展望については分かりませんが今出来ることに1つずつ取り組み、本年度多くの方々から託された善意の寄付金を届けにまいります。