バニヤタール訪問

建設予定地

去年崩れやすそうな斜面を見て心配しましたが基礎工事はしっかりしたものらしきように出来上がっていました。
今から始まる雨期をクリア出来れば秋から建設に取り掛かるそうです。資金が問題ですが、、、。
チャペルだけは建てられていました。

チャペル

去年は、カーペット工場後に男子寮と多目的ホールとして聖堂がありましたが、チャペルだけは新しい建築予定地に出来ていました。仮聖堂だと思います。日干し煉瓦を重ねただけの粗末なホールです。でもここには、お家賃を払うことなく神様に全ての思いを捧げられる場所です。毎日午後4時からミサがあり、土曜日(祝日)は午前9時半から一般の人も一緒にミサがあり、私達も其の日ミサの後交流会を持ちました。

ラリグランス保育園 ( Laligurans Day Care Center )

去年保育園に借りていた部屋は「狭い・臭い・改善の必要あり。」でしたが、今年は別の部屋を借り、改善されていました
集合住宅の4部屋分を、3部屋が保育園、1部屋がJ神父で借り、そのルームレンタル料1年分を支払ってきました。

毎日のミルク代と週一度の卵代金、1年分を支払ってきました。

給食用、大鍋、スプーン、鉢等と、絵本、文房具など買いました。

L.S.H (Loyola Student Home ) 女子寄宿舎

去年5月より、女子は男子と別れ独立した借家に変わりました。去年訪れたタンセンの女子修道院のシスター方3名がお世話してくださっています。お家賃の要請をされましたが高くて協力できませんでした。でも何処からかの援助があり運営されています。大変順調にいって今年は2名の女子がセントメリー女子校に入学できたと喜んでおられました。


L.S.H 男子寄宿舎

去年のカーペット工場後の寄宿舎は、また違う借家に移っていました。別棟に小さいチャペルが出来たからです。男子の世話はJ神父の担当ですが難しくて悪戦苦闘しておられる風。
ネパールでは年度末に国が行う共通試験で高得点を取らないと望むところに進学や就職出来ません。三年前には将来はドクターになりたいと、目を輝かせていた男の子も、とっくにその希望は失せたらしく生活態度に少々投げやりな感じが見えました。このことは日本でも同じですが。でも、「どうなの?勉強進んでいるの?」と英語で聞くと「勉強してるよ」と答えてくれた、はにかんだ笑顔には3年前と変わらない純朴さが溢れ嬉しく思いました。


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