ラリグランス通信 163号
* * 2020/08/23 * *

 カトマンズ近郊Kalanki にて photo by Moti Ghimire  2020.08  

             

残暑とは言い難い猛暑が続いています。

新型コロナウイルスの感染拡大は収束の気配を見せません

ネパールでは6月頃は、楽観的でしたが現在急速な感染が広まり

国全体に緊迫感がでています。




目  次 ( content )

1 
ネパールでの新型コロナウイルス感染情報
報告 モティ・ギミレ


 2
日本でのラリグランス活動


 あ と が き





1 ネパールからの新型コロナウイルス感染情報             

新型コロナウイルスカトマンズの今

ロックダウンは長くかかるようです。火曜日に政府はコロナウイルス感染を阻止するために、それぞれの地方都市に禁止命令を出し夜間外出禁止令を課す裁量権を裁判長に与えました。

コロナ感染は毎日増加しています。地方行政機関では火曜日に最大205人の新しい感染者を出した後、禁止令を出す予定でしたがカトマンズだけでも2000人以上の感染者が出ました。これまでに3万件を超える感染者が出て、137人が死亡しています。

モティさんの組合からも感染者が一人でて2週間の隔離があり、退院しました。メンバー17人PCR検査を受けました。幸いにもみな陰性でした。この検査はモティさんが手配しました。

日本では見られない検査風景です。


場所はアキオ君が通っていた学校です。この時は45人が検査を受けたそうです。

  
  

 カトマンズに出された禁止令

        
          車の姿のないカトマンズリング道路
  
 
世界的な流行の形をとっているKovid-19の感染は、カトマンズで増加しています。 この地区では予防と管理をより効果的にする必要があるため、カトマンズでは、2020年8月19日の午後12時から2020年8月26日の午後12時まで、次の活動の実施を禁止します。

 1.
医薬品、食品、その他の必要な消費財またはサービスの購入を除いて、誰も家を出てはなりません。

 2.
基本的なサービスと商品を除くあらゆる種類のビジネスの禁止。

 3.
必須品の輸送に使用される車両、医療従事者およびセキュリティ機関が使用する車両を除いて、カトマンズに入ってはいけない。。

 4.
車両は地区内であらゆる種類の民間および公共の乗用車のみ許可される。。

 5. Kovid-19
感染のリスク管理、予防、治療、管理に従事し、必須サービスとして指定されていないが、定期的なサービスを提供する必要がある他のオフィスを訪問する必要がある公務員の場合、関係するオフィスまたは 組織は、オフィスが発行する従業員と写真の最小数を決定しました。
身分証明書に基づいて、午前9時から午前10時30分まで午後3時から午後5時30分までの移動時間を除き、車両の禁止。

 6.
食品、燃料、調理ガス、野菜、果物、牛乳、電気、通信、情報通信、税関、検疫、隔離、廃棄物管理、病院 葬儀に参加しなければならない訪問患者の仕事は許可されます。

 7.
フェア、フェスティバル、人々を集める集まりの禁止。

 8.
伝統的な日常のNitya Puja以外のすべての宗教的および文化的活動は中止する。

 9.
教育機関、トレーニングセンター、授業センター、語学クラスでの集まりは中止。

 10.
あらゆる種類の会議、セミナー、トレーニング、セミナー、シネマホール、パーティーパレス、娯楽施設、サロン、美容院、スパ、プール、ジム、グループスポーツ、図書館、博物館、動物園などを運営の禁止する。

 11.
歩道や広場、カートや自転車でさまざまな企業を経営し、大工を集めることの禁止。

 12.
ホテルやレストランを禁止する。

 13.
銀行サービスを含むさまざまな機関が、仮想的または電子的手段を通じてサービスを提供するための取り決めを行いました。

 14.
緊急の作業のために家を出るときは、マスクを使用し、最小の物理的距離を維持することが必須です。

 15.
空港に直接行く方のために、パスポート、ビザ、飛行機で海外に行く人のための確認済みの航空券が用意されます。




            
 
        2 日本でのラリグランス活動       


 
今後のラリグランス活動
   
   
 新型コロナウイルスの感染者が世界中に広がっています。

    コロナ禍の後、世界がどのように変わるのか?

    度々起こる未曾有の自然災害、新型コロナウイルス感染。

    以前と同じ日常に戻るとは誰も思っていません。

    ラリグランスの子どもたちの教育事情がどうなのるのかも想像できません。

   活動費を縮小しつつ、< ピンチがチャンス>と思って、これまでとは違ったこれまで以上の意義ある活動にしたいと願っています。

   2020年の活動資金をネパールの銀行にようやく送る手配ができました。

   100万円以上はやめたほうが良いと言われて90万円を無事に送金できました。

   後はもう少し落ち着いてから送金します。

 
 ご寄付御礼

 
 ★ 森澄子 様
  ★
 匿名希望者様 3名 
 
 
ネパール民芸品お買い上げ 

     
 ラリグランス支援者様からのスリッパのご購入があり残りは6足になりました。

     
 nepaneからのビーズお買い上げもありとても嬉しく思いました。

    お寄せいただいた支援金は来年度活動に使われます。


     
 心より感謝いたします。

                                

3 あ と が き

 *これまで懸念していたネパールでの新型コロナ感染対策にやっと政府が動き出しました。

   *ラリグランスクラブの関係者は、それぞれ家にこもって安全に暮らしていると報告を頂いていますが、モティさんのPCR検査の情景を拝見し、こころもとない感じがしました。

  
*禁止令がどのように正規に行使されるのかも心配させられます。



            

*ラリグランスクラブは寄付金(きふきん)とバザー(など)売上金(うりあげきん)のみで活動(かつどう)しています。

   *特にLSG(視覚障害児寮)の運営のためには、寮の維持(借家代、寮母さん給料、光熱費、寮生の食費)と教育費に年間110万円ほど経費がかかります。

   *2015年6月より、震災被災児童の教育支援も始めましたので、さらに資金が必要です。

   *運営費は年間約140万円です。

   *
本年度はバザーを開催できないため50万円程の収入減となります。

   *皆様方
かいご支援をこれからもどうぞよろしくおいいたします。


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