ラリグランス通信 165号
* * 2021/02/14 * *

ネパールの桜と言われて愛されるコイララの花  photo by Sonoko  2012.05  

                   

新型コロナウイルス感染が世界中に広がりコロナ禍後の未来図も描けない状態です。

東京オリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が辞任に陥った茶番劇。

こんな状態で東京オリンピックが開催されるのでしょうか?

人々は気を引き締め、一層の感染予防に気を配らないといけないのに、
何か気が緩み始めている気配を感じるのは私だけでしょうか?

ネパールでも手探り状態のようです。






目  次 ( content )

1 
ネパールからの報告

モティ・ギミレ


 2
日本でのラリグランス活動


 あ と が き





             

     

                                1 ネパール支部長モティ・ギミレさんからの近況報告

親愛なるすべての皆様とラリグランスクラブ支持者の皆様へ

ホームページのニュースを書いてからかなり長い時間が経っています。そのことについてお詫び申し上げます。

去年10月息子のAkioが体を壊し、しばらく入院中でした。コロナ感染が疑われ種々の検査をしたために彼は薬アレルギーを起こし重篤な状態になり
9日間入院しなければならなかった。

退院後も、定期的なフォローアップのために頻繁に病院を訪れなければなりませんでした。

まだ問題は残ってはいますが今は良くなっています。

私はまた、親族の問題のために
Butwalに行かなければなりませんでした。

そこにはコロナで会えなかった
94歳の母に会うことも出来ました。

これらの様々な理由から、私は皆さんと連絡を取ることができませんでした。


お詫び申し上げます

Covid-19(新型コロナウイルス)パンデミックのために閉鎖された学校は再び開校し始めました。

大学も
2月の第3週以降から大学での講義が始まります。

現在、
Covid-19(新型コロナウイルス)によるネパールでの影響は最小限になり、日常生活は正常になっています。

            
  


ネパールの政情


ネパールの政治情勢は、大統領が下院を解散し、中間世論調査を2つの段階で行うことを承認した後、新たな方向に向かった。 

これは、ネパール共産党のライバル派だけでなく、党員自身との巨大な論争を引き起こした。

政府に反対する党のデモは、ほぼ毎日行われます。

ネパールは過去
3年間、かなり平和でしたが、デモ、閉会、集会が再び始まりました。

パンデミックの後、人々の生活が正常になり始めるにつれて、反対派の集会やデモは再び生活を脅かすようになり始めています。

政治問題は最高裁判所にも取り上げられています。

                

  LSG(ラリグランス視覚障害児寮)の様子

去年の夏ロックダウン後に自宅に行った学生たちは、カトマンズに戻り始めました。

彼らは
LSGに滞在することによって勉強を開始しました。

(写真左からアスミタ、マニシャ、モティ、アニタ、スナ)

スナとマニシャは、Bachelorsコースの入試に向けて試験の準備をしています

試験は3月の第1週から始まる予定です。

アスミタは+12のグレード結果が発表され彼女は合格しました。

彼女のBachelorsクラスは
1ヶ月以内に始まります。

アニタ・バニヤも試験の準備をしています。

彼女はBachelor3年生に向けて勉強を続けています。

彼女の試験は
2月の第3週から始まります。

今、ラリグランスの学生たちは、誰もがSLGに戻って勉学に励んでいます。


(注:ネパールの教育仕組みがよくわかりません。Bachelorコースが日本での大学院コースとは違うことは確かです。
日本での大学のことと思われます。何度聞いてもよくわかりませんが、自立のために必要な教育の支援をしています。)
 
              


2 日本でのラリグランス活動

 ラリグランスクラブへの寄付金拝受

   ★ 新家比佐子 様

   ★ 藤田 妙 様

   ★ 匿名希望者 様 3名


    変わらぬご支援に心から感謝します。  2021年度の活動に使われます。

 ラリグランス活動

     ★ バザーのためのネパール商品の整理

     ★ 商品の個別販売  3件


            

    3 あ と が き        

コロナ禍の渦に巻き込まれ、ラリグランス活動もこの1年行き詰まってしまいました。

モティさんからの報告によると、ネパールでのパンデミックはおさまり日常を取り戻したとのことです。

学校閉鎖も解かれてラリグランスの生徒たちもカトマンズのLSGに戻り勉学に励み出しているとのことです。

お隣の国インドでは感染者数世界で2位というのにネパールでは危機を脱したというニュースに安心は出来かねます。

様子を見ながら視覚障害児たちの今後の行き先を見守りたいと思っています。

                            

      
            

*ラリグランスクラブは寄付金(きふきん)とバザー(など)売上金(うりあげきん)のみで活動(かつどう)しています。

   *特にLSG(視覚障害児寮)の運営のためには、寮の維持(借家代、寮母さん給料、光熱費、寮生の食費)と教育費に年間110万円ほど経費がかかります。

   *2015年6月より、震災被災児童の教育支援も始めましたので、さらに資金が必要です。

   *運営費は年間約140万円です。

   *
本年度はバザーを開催できないため50万円程の収入減となります。

   *皆様方
かいご支援をこれからもどうぞよろしくおいいたします。


ゆうちょ銀行 総合口座への振込み

ATMによるゆうちょ銀行口座間の振込み手数料は
これまでの月に1回無料から4月1日より利用回数に関わらず1回100円となりました。

ゆうちょダイレクトでの送料は月5回まで無料。

 記号14360 番号68422691 

 名義 : ラリグランスクラブ 
  
  口座の種類 :普通口座

ゆうちょ銀行 振替用紙を使っての振り込み

メッセージを書くことが出来ます。
住所氏名をお書きください。領収書を発送いたします。

申し訳ございませんが振込み手数料が必要です。
    振り替え口座番号 

    00960-7-244821

  名義 :ラリグランスクラブ

ホームページ作成   ラリグランスクラブ代表 五十嵐園子

トップページへ