ラリグランス通信 69号
** 2010.7 .5. 発行 **
力強いお母さんのひび割れたかかと 2010.4. photo by SONOKO
ネパールは
日本では
木々の
ネパールのラリグランスクラブ奨学生も
新しい学年に進級し勉強に励んでいます。
1 | Situation of scholar students 奨学生の様子 reported by Moti Ghimire モティ・ギミレ 記 |
---|---|
2 |
Rotract club ロータラクト クラブ reported by Anu Ghimire アヌ・ミギレ 記 |
3 | Big incident ! 大事件! Miss Subita ran away ! スビタさんの失踪! |
4 | |
5 | あ と が き |
reported Moti Ghimire (原文英語)
奨学生たちは全員進学できました。進学を危ぶまれたアニタも追試をして進学できました。視覚障害者の奨学生もよい成績で進学できました。
健常者 生徒名 | 新学年 | 視覚障害 生徒名 | 新学年 |
Asha Thapa(アシャ) | 7 | Madu B.K.(マドゥ) | 9 |
Anup Thapa(アヌプ) | 3 | Rupak Aryal(ルパック) | 10 |
Shristi Dulal(シリスティ) | 5 | Raj Kumar Rai(ラジュ クマル) | 7 |
Labin Karmacharya(ラビン) | 4 | Sharmila Bhattarai(シャルミナ バッタライ) | 12年 卒業 |
Anita B.K.(アニタ) | 7 | ||
Bishal Tamang(ビシャル) | 4 |
ラリグランスクラブでは、本年度より視覚障害者のラジュ クマルを奨学生として迎えました。(通信68号)
彼は音楽に大変興味を持っていますので音楽教育も合わせて出来るようにしました。
指導はチリモヤ先生です。
彼はあと2人の視覚障害者と共に学んでいます。
Congratulation to Raj Kumar from Laligurans Club !
ネパール全国から集まる12歳以上の視覚障害者の国際体育競技大会にて、ラジュ クマルが 50m走で一位になりました。
クマルのことが新聞( the Nepali daily newspaper,
Annapurna Post.)に出ました。クマルは大変喜んでいました。
ラリグランスクラブから、おめでとうのエールを送ります!!
マドウのたっての希望で今年から転校しました。
ルパックと同じ学校です。ここはレベルが前校より高く寄宿舎の費用も高いのですが、彼女の希望をかなえてあげました。
ここでも音楽の特別授業を受けられるようになり4名の友人と7月5日の音楽競技会に出場します。2年前マドウは3位入賞を果たしましたが、今年は優勝をねらっています。
シャルミラさんは、12年生卒業試験を通り、次の学校に進学するまでの半年間、トレーニングスクールに入学しました。
ここは視覚障害者と障害者のためのトレーニングスクール(Technical and Development Center for Blind and Disabled )で150人の人が学びます。
試験と面接によりシャルミラさんは50人の内に選ばれて学資と食費と寮の奨学金を得ることが出来ました。
彼女は6ヶ月のトレーニングの後教育学の学士を得るために勉強したいと望んでいますので、ラリグランスクラブでサポートすることになっています。
写真はT.D.C.B.Dの建物です。
7月2日に10年生を終えて受験するSLC(高校卒業検定試験)の結果が発表されました。
受験者数は427,051人で合格したのが男子が144,325人女子が115,592人で合格率は約58%です。
合格するには鉄のゲートをくぐるほど難しいと言うことです。
合格者の成績は高得点から順に4段階あります。
成績最上クラス(distinction)が約4% 第1グループ(first division) が約22% 第2グループ(second division)が約30% 第3グループ(
third division) が約2%でした。
クラブでサポートする奨学生である低カーストで貧しい子どもが、将来自立した生活が出来るようになるには、先ずSLC試験に必ず合格し、グレードは少なくとも第2(second
division) に入れるように頑張らねばなりません。
見守っていきたいと思っています。
reported by Anu Ghimire
モティさんの娘アヌーちゃんは学校のかたわらボランティア活動をしています。(通信59号参照 )そのクラブはロータラクトクラブといいます。今回海外から迎えたクラブのメンバーのホームステイを受け入れた様子をレポートしてくれました。(翻訳:久堀洋子)
Rotaract club is a club for people under the age of 35. the young people meet up to do something for the society. The club organizes different programs such as blood donation program, dental camp, sanitary awareness program, polio camp. Recently the rotaract members of hongkong had arrived here. we were informed about this 5 months earlier. Previously, 20 members weer supposed to come. But due to the current activities of Maoists in Nepal, they got scared and We tried to convinced them that it was safe for them to come here and there would be no trouble during their stay. But only 10 of them decided to come. They stayed here for a week. we helped them volunteer in orphanage, old age homes and other activities as well. We took them to nagarkot to see the sunrise. we planned for homestay so that they get to know the living style of Nepalese people. My guests were jane and bel for two nights. I introduced them to my family and they mixed up very well. I had asked them what was there view of Nepal before they had planned to visit here. they said that they did not really know about Nepal. They only knew about India, which is a big country. As they had heard about the Maoists had demonstration, they expected to see the violence in the country but they said it was nothing such. They found the country very peaceful and were glad to decide to come here. dad, mom and brother were very nice to them and they were very pleased by the environment of the family. They were very excited to find Japanese items at home. It
was also a very good experience for our family.i will keep writing. till then bye and take care ![]() 私は今「ロータラクト クラブ」のことで、一生懸命頑張っているところなのでそのことについて、お知らせしようと思います。 「ロータラクト クラブ」は、何か社会奉仕をしたいと思っている、35才以下の若者のクラブです。そのクラブには色々なプログラムがあります。例えば、献血活動、歯科衛性活動、衛生意識向上活動、小児麻痺患者をサポートする、などのボランティア活動です。 先日、香港のメンバーがネパールにきました。私たちは5カ月前から彼らが来ることを知らされ、20人のメンバーをサポートする事になりました。しかし、ネパールでは、最近マオイストの活動が激しくなり、彼らは世情不安をとても怖がっていました。 彼らは1週間滞在しました。私たちは彼らが孤児院、老人ホーム、他のプログラムでボランティアをするのを援助しました。又、私たちは彼らをナガルコットに日の出を見るために連れて行きました。又、ネパールの人々の生活を知ってもらおうとホームステイも計画しました。我が家に招いたのはジェーンとベルの二人で、2泊しました。私は家族を紹介したら、すぐうち解けてくれました。 私は彼らに、ネパールを訪問する前ネパールをどう思っていたかを聞きました。彼らはネパールについてほとんど知らず、知っているのは大きな国インドだけ。ネパールについて聞いていたのは、マオイストがゼネストをしていることだけで、騒乱にであうのでは?と心配していたけど、そんなことはなかったし、ネパールはとても平和で、訪問する決心をしてよかった、といっていました。 私の両親、弟は彼らとうち解けて、彼らもとても楽しんでくれました。彼らは我が家にある日本のものを見つけてビックリしてました。彼らは帰国して、お手紙をくれました。そこには滞在中はとても楽しかったこと、ネパールにもう一度行きたい、と書いてありました。私の家族にとっても、よい体験になりました。 もっと書きたいのですが、お別れを言わねばなりません。お元気で。アヌ・ギミレ ![]() |
ラリグランス通信でもこれまで
はっきり
このような
スビタさんがLSG(ラリグランスクラブ ケア ハウス)のマネージを
彼女の
きっと
モティさんは
ラリグランスクラブの支援を受けて勉強に取り組んでいたのに(通信60号参照)、、、。
勉強を放棄し恋人を選んだスビタさん。(涙)
★★★ 通信68号
ご
*
* パッチワーク展会場にて・・・・11,050円
購入ご協力
* パッチワーク展会場にて・・・・・27,500円 (古和布手造り手芸品 ネパール製品)
詳細はラリグランス掲示板(6月20日)をご覧ください。
いつも
ご
ありがとうございました。
蓼科ビレッジ別荘地夏祭りにて、バザーとネパール写真展開催予定
* 去年好評でしたので今年も開催します。ヒマラヤの写真が見たいとの声に応え今年は2004年に撮ったジョムソンからのヒマラヤの写真を用意しました。
場所:にしき平227 五十嵐山荘
日時:8月5,6,7日 12:30 〜 15:00
ネパールを訪問中のT.Sくん
昨年、半年のボランティアの理想を掲げてネパールを訪れ、私達と行動を共にしたT.Sくん。
その時は残念ながらカルチャーショックのため早々に日本へ引き上げる羽目になりました。
でも、その志は消えず、1年間準備のために精神と身体を鍛えて、再挑戦。
ポカラのセワケンドラ(アカナ会リンク参照)でしばらく腰をすえて支援活動をする予定という決意です。
ポカラに行く前にモティさんの家を訪問去年お世話になったことを詫び、Motiさんも大喜びで迎えました。
私にも、心強いメールをくれました。一部抜粋させていただきます。
五十嵐さんお元気ですか。・・・・です。僕は今のところ元気です。ここまで無事何事もなく来れたのは、五十嵐さんや宮内さんをはじめ、たくさんの人たちのサポートやアドバイスがあったからこそ、ここまでこれたのだと感謝しています。また今年もこうしてネパールへ来れたのも、僕自身の力では決してなく、両親がいてくれたからこそ、ネパールへの渡航が実現しました。 |
毎月1度を目標に短いスパンでHPの更新をしていますが
毎回なにかしら新しい出来事が起こり、お知らせするのが楽しみでした。
しかし、今回のようなスビタさんの衝撃的な事件はこれまでありませんでした。
これも貴重な教訓として今後の活動に生かしてまいります!
変わらぬご支援をお願いいたします。
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